はじめに
西安から西寧経由でチベットのラサまで行きました。コロナ禍ではチベットは観光客の立ち入りは禁止されてましたが、2023年4月にチベットへの渡航が解禁されました。
おそらくコロナ明け最新のレポートです!
予約方法
ツアー会社を利用してチベットに行きますが、どこの会社もチベットのへの移動手段の確保は個人で行う必要があります。
ツアー会社から鉄道の予約はtrip comの使用を勧められました。
私は西安からラサへの直通列車の一等席を予約してましたが、抽選に外れました。
そのため、西安―西寧までの普通列車、西寧―ラサの2等席を予約しました。
ツアー会社へのコンタクトについてはこちらの記事を参照↓
西安北―西寧
7時発の列車でした。
私は西安では、鍾楼(Zhōnglóu)に宿泊していました。西安のメトロの始発は6時30分台です。間に合わないのでタクシーで鉄道駅まで行きました。
西安の鉄道駅は予約証明書がないと入れません。Eチケットを見せて入場。
駅は超きれいでした。
時間になったら鉄道乗る。プラットフォームは駅員さんに聞けば教えてくれます。
列車内は特記事項なし。
社内販売はあります。トイレもあります。
西安から西寧は5時間で到着します。
西寧―拉薩
乗り継ぎ時間は1時間。駅はこんな感じ、まあまあきれい。
22時間乗車するので、食料と水は多めに。
30分前になったら乗車開始。
外国人は特別レーンへ。入域許可証のコピーとパスポートを提示してプラットフォームに降りる。
車両ごとにスタッフがいるので、パスポートを提示して中へ。
列車の中(2等席)
2等席は一部屋に3段ベッド×2個で6人部屋です。ベッドにコンセントなし。ベッドに仕切りのカーテンなし。部屋と通路の仕切りなし。貴重品の管理は十分気を付ける必要があります。
また通路にはコンセントがあります。スマホの充電は可能ですが、離れられないのが難点です。またたこ足ケーブルの使用は禁止されています。コンセントはほかの人との譲り合いが必要です。
2等席の3段ベット。上は登るのが大変です。またベッドの距離が近いので、胡坐をかいて座ることはできません。
一番上のベッドは写真のようにかなり広い荷物置き場があります。
上のベッドから見下ろした図。
通路には簡易テーブルと椅子があります。テーブルの下にコンセントが2つあります。
洗面台。石鹸があります。とても清潔です。
2等車の通路。狭いです。すれ違うのがやっとです。
列車の中(一等席)
1等席は1部屋に2段ベット×2個で4人部屋です。コンセントは部屋にあります。また部屋と通路を仕切る扉もあります。1等車はガードが固いのでベッドの写真はなしです。
一等席の車両は絨毯が引いてあります。また壁にはおしゃれな絵が飾れています。
列車の中(普通席)
新幹線の座席と同じです。これで22時間の乗車はきついですね、、、
列車の中(食堂)
食堂車は画像の通り。大体総菜とごはん、スープで30元からです。(メニュー表取り忘れた)
一番安い麻婆豆腐定食を購入。分量間違えてるんじゃないかってほど麻辣が効いてました。食べた後具合が悪くなりました。
支払いは現金、WeChat Pay、Alipayが使えます。
食堂。鉄道スタッフもここでご飯を食べます。
麻婆豆腐定食を頼みました。あとスープとお茶が付きます。30元でした。定食の中では一番安かったです。
食堂のキッチンで青菜を育ててました。ここから料理で使うみたいです。
景色
ひたすら荒涼とした景色が続きます。正直飽きます、、、
たまに馬とかヤクが登場します。
黒い粒みたいのがヤクです。すごいたくさんいます。
風力発電。これも物凄くたくさんあります。
湖。これは夜9時ぐらいだと記憶してます。チベットは夜8時、9時でも明るいです。
高山病について
標高はMAX海抜4500mまで上がります。
最終的に海抜3800mで落ち着きます。
酸素吸入口は各ベッド上部にありますが、係員に言わないとマスクは持ってきてくれません。
私は事前に高山病の薬を服用していたので影響はありませんでした。
また社内では携帯型酸素ボンベの販売があります。
近くの席でおじいさんが辛そうに吐いてました。おそらく高地順応ができてなかったと思います。
最後に
チベットの行くなら飛行機より、青蔵鉄道での移動を勧めます。
また西安から直接ラサに行くのは疲れるので、日数に余裕があれば西寧からラサ向かうのが良いと思います。
チベットツアーの記事はこちら↓
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