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中華系ツアー会社Tibet VISTAのラサ・カトマンズツアー7日間に参加してきました

中国-2023
ざくれろ
ざくれろ

こんにちは!今回秘境チベットに行ってきました!

はじめに

中華系ツアー会社Tibet VISTAのラサ・カトマンズツアー7日間に参加してきました!

ツアーは2023年月25日から2023

ポタラ宮の観光はもちろんのこと、エベレストベースキャンプ宿泊、そしてカドマンズのホテルまでの送迎ありの7日間のプランです。

チベットは2023年4月まで外国人の立ち入りが禁止されてました。私は2023年5月に現地のツアー会社を通してツアーに参加しました。おそらくこれがコロナ明け最新レポートのはず、、、?

ツアーの内容や注意点などを語っていきます!

Tibet VISTAを選んだ理由とは

このツアー会社を選んだ理由としては一番メールの返信が早かったからです。

中華系の現地ツアーなら料金は大きく変わりません。日系のツアー会社ももちろんありますが40万円ほどします、、、

私は特にネパールに入国したかったので質問したいことが山ほどありました。

Tibet VISTAは1時間ぐらいで返信が来たのでスムーズにコミュニケーションをとることができました。ほかのツアー会社は2日後に連絡が来ました。またメールの内容も丁寧で好感が持てるものでした

実際のやり取りはこんな感じです。

ツアー詳細と料金

料金は1200USDです。1ドル144円だと17万円ほどかかります。

かなり高額なツアーです。

下記がツアー会社から提示された日程表です。私のほうで和訳してます。

ay

Place

Activities

Meals

Hotel

1

拉薩到着

食う王、鉄道からピックアップ。その後はホテルにチェックイン。その後自由行動。

/

3-star hotel

2

Lhasa

ラモチェ寺とセラ寺を観光。

B

3-star hotel

3

Lhasa

チベット歴史地区を散策。その後大昭寺とポタラ宮殿を観光。

B

3-star hotel

4

Lhasa-Gyantse-Shigatse

370KM

シガッツエに移動。その途中5か所ほどあるビューポイントを訪れる。

B

3-star hotel

5

Shigatse to Everest

350 KM

シガッツエからエベレストベースキャンプまで移動。

ベースキャンプに宿泊

B

Rongpuk Guest House dorm

6

Everest to Kyirong Border

370KM

エベレストベースキャンプから中国国境の町「吉隆」に移動。

 

/

Kyirong

Guest House

7

Kyirong to Nepal border

国境越え。ガイドの車でネパールのカドマンズへ

円高の影響でツアー代金が高騰:行こうと決めた理由

正直17万はかなり痛いです。当初行くかどうかすごく悩みました。

ですが5年後も世界が平和で私も健康でいる保証もないので行くことにしました。

実施を決定した理由は以下の通りです。

  • また感染症のパンデミックが発生したら当分いけないから。
  • 台湾をめぐる中国情勢がキナ臭い。いつ外国人の渡航禁止令がでてもおかしくないから。
  • チベットは高地。若くて体力があるうちに行きたかったから。

Tibet VISTAのラサ・カトマンズツアー7日間を利用してみた感想!

満足度は高いです。とくに目立った不満点はないです。

良かった点

  • 車の中の水飲み放題。地味に助かります。高地は乾燥しますので。
  • ラサ、シガッツエのホテルは非常に良い。
  • ポタラ宮、エベレストと有名な観光地をちゃんと回れた。
  • ガイドの英語は比較的簡単な英語で理解しやすかった。発音もよい(ガイドによります。)
  • 国境越えの手続きをサポートしてくれた。
    we chatで健康状態の登録が必要ですが、ガイドのスマホで対応できました。またガイドが通訳してくれてかなりスムーズです。
  • 中国国境からネパールのカドマンズまで送迎してくれた。

悪い点

  • 値段が高すぎ。円安の影響もあって非常に高い。
  • ツアーに含まれているチベットスペシャルディナーはあまりおいしくなかった。全部カレー味でチベットっぽくなかった。
  • 朝飯を食べる時間がない。ホテルの朝飯が7時半。ピックアップが8時と食事の時間がない。
  • 吉隆(6日目に滞在)のホテルのグレードが低すぎ。暖房なし、お湯出が出ないことが不満。1泊しかしなかったがもう少し高いグレードが良かった。

チベット旅行のエンジョイに欠かせない必須アイテム5選

中国でもつかるSIMカード中国の現地SIMは外人は使えません。WI-FIも日本のスマホではアクセス制限がかかります。楽天モバイルやアホモなど海外ローミングが低額で行えるSIMを用意していきましょう。
サングラス標高4000mの日差しは強烈です。
帽子気温は高くないですが
高山病予防薬現地でも買えますが、日本で用意しておくのが安全です。高地に行く前日から内服する必要があります。
ハイキングシューズエベレスト行くなら必須です。

1日目:ラサ到着~ホテル移動のみ

12時

時間通りに青蔵鉄道はラサに到着。

青蔵鉄道のレポートはこちら↓

その後外人は別室で入域審査です。入域許可証とパスポートがあれば問題なく終わります。40分ぐらいで完了します。

13時

指定の場所にプラカード持ったガイドがいますので合流して車へ。ラサ駅は新市街にあり、ホテルのある旧市街へ向かいます。

なおラサ駅の周囲は柵でかこまれているため出口は一か所です。必ずガイドと合流できます。

14時

ホテル到着。ランチ兼夕食を食べてこの日はさっさと寝ました。標高は3800mくらい。

ちなみにホテルはこんな感じで快適です。暖房あり。お湯問題なし。朝飯付き。

ちなみに個室料金150USD取られました。理由はほかに男性の参加者がいないからです。

まだチベットには観光客は戻ってきてないようです、、、

拉薩のホテルの写真

2日目:ラサ観光1日目

9時

ホテルにピックアップ。移動は1時間ほど。

最初にガイドの車でラモチェ寺を見学しました。

みんな優しくて紅茶やお菓子をごちそうになりました。

ラモチェ寺の写真

このお寺には教本の版画が保存されてました。内部の写真はNGなのでありません。

いったんホテルに帰ってきて2時間休憩。

14時

ツアー再開。ホテルにガイドの車が来ます。

セラ寺(Sera Monastery)に観光に行きました。

セラ寺は、チベットの重要な仏教寺院で、主にゲルク派の僧侶が修行する場所です。寺院は壮大な建造物であり、学問と宗教の中心地として知られています。

正面の門はこのような形でとても豪華です。

セラ寺の写真

チベット仏教のお坊さんが熱心に修行なさってました。

3日目:ラサ観光2日目

8時

ツアー開始。この日は車ではなく歩いて観光です。

歩きでチベットの歴史地区を散策。歴史地区はガイドと一緒でなければ入れません。

その後大昭寺(Jokhang temple)を観光。1時間ほど内部を散策。基本的にチベットの寺は内部は写真NGです。外観のみフォトOK。

そしてそのまま歩いてポタラ宮に移動。チケットはもちろんガイドが用意してくれます。

外壁を登って中を観光できます。

ポタラ宮:チベット仏教の文化的・宗教的な象徴であり、ダライ・ラマの冬期宮殿として使用されていました。壮大な建築様式と独特の宗教的な雰囲気が特徴であり、内部には多くの仏教の神聖な祭壇や聖域があります。世界遺産に登録されています。

でかくて壮大でした。行ってよかった~。あとチベットてこの時期常に快晴なんですよね。

ポタラ宮の最上階。

この中も入れます。歴代のダライラマや仏陀などいろいろ見どころはありますがフォトはNG

ツアーが終わったのは14時頃。いったん解散。

19時

ツアーに含まれているチベット料理のディナー会に行きました。ガイドはいません。外国人の女性と2人きりで緊張しました(笑)

なんか全部カレー味で、インドぽっかたです。バター茶もなかったし、、、

チベットツアーのスペシャルディナーの写真

奥に移っている女性は唯一の参加者のアニーさんです。

ワインをごちそうになりました。

拉薩ツアーの感想(通常ツアーはここまで)

以上がラサ観光編でした。ラサのツアーだけでしたら4日目飛行機or鉄道に乗車し、解散となります。

ちなみにラサからネパールのカドマンズに飛行機で向かうと、乗り換え2回で15万ほどかかります(2023年3月時点)

コロナ前はラサとカトマンズの直行便がありましたが、まだ再開されてません。ラサからネパールに移動する方は、飛行機で移動するより、ヒマラヤツアーで移動したほうが安上がりです。

4日目:ラサからシガッツエに移動。

ここからが延長戦です。

8時

ラサからチベットの中心部のシガツェに車で移動。

途中4か所ほどビューポイントを回りました。この日はひたすら車でドライブです。

高地に順応できなくて、食欲がありませんでした、、、

フルーツばかり食べてました。みかんはどこで食べてもおいしくて助かります。

ザ・チベット感あふれる写真。ここは標高が5000mぐらいで頭が痛かったのを覚えています、、、

チベタンマスティフ。噂に聞いてたがとてもでかい。

湖はとても透き通っていてきれいでした。これは信仰の対象となるなーと思いました。

ビューポイントにはトイレはありますが、すべてボットン+ニーハオトイレです。同じグループの外人女性がキレてました、、、

16時

ホテル到着。以後自由行動です。明日はチベットに行くので果物やスポーツドリンクなどを購入しました。

5日目:チベットのベースキャンプ宿泊

8時

シガツェからエベレスト国立公園に向けて車で移動。4時間ぐらいかかりました。

12時

国立公園についたらガイドからチケットをもらいバスで移動。

30分ほどでエベレストベースキャンプに到着。標高は5200mです。高地に順応してないと相当きついと思います。

ベースキャンプからはエベレストがきれいに見えます。

ベースキャンプの様子

周囲

登山用のベースキャンプとは違い、エベレスト観光用のベースキャンプに泊まりました。

標高は5200mです。

テントは下画像のようなテントが何個も並んでいます。

トイレ

トイレはテントを取り囲むように配置されていて、かなりの数があります。

トイレの便器の中は泡で満たされていて、排泄物が隠れる仕組みです。
ですが朝には泡は消えてて、排泄物があらわになってました、、、

テントの中

テントの中はこんな感じです。お湯は飲み放題です。牛とヤギのうんちを燃料にストーブを焚いてます。

また通常ならここで寝ることになりますが、100元払うと個室を利用できます。私は個室を利用しました。

テントの個室

個室は仕切りはカーテンで誰でも入れます。枕元にコンセントあり。

またベッドの下に電気カーペットがあります。毛布は一枚ですが、スタッフに言えばもっともらえます。

テントはすきま風がすごいので夜間はとても寒いです。0度まで下がります。

ヒマラヤの麓はかなり冷えるので、防寒対策はしっかりと!

6日目:エベレストから中国国境まで移動。

6時

早朝ガイドに起こされエベレストの朝日を見学。ですが、曇ってて見れませんでした、、、、

7時

そしたらすぐにバスに乗って下山。30分ぐらいでエベレスト観光センターに到着。

ツアー会社の車で、中国の国境の町吉隆に移動。

一か所ビューポイントがあったので10分ほど停車。

場所はここです↓

15時

ホテルに到着。その後自由時間。

7日目:国境越え~そしてカドマンズまで移動。

中国出国

7時ピックアップ。中国の国境までガイドと移動。

8時に中国側の国境オープン。

イミグレーションオフィスに入り出国手続き。なおガイドも同行しているので、出国手続きはスムーズでした。

無事中国出国!

ネパール側にはツアー会社のネパール人がいました。中国人ガイドとはここでお別れ。7日間ありがとう!

ネパール入国

ネパールは事前に日本でビザを取得していたので入国はスムーズでした。違うツアーの外人さんは取得に手間取っているようでした。

ネパールビザは取得から6か月有効なので事前に取得するのが良い。


ネパールビザ取得の記事はこちら↓

入国後、ツアー会社の車でカドマンズまで送迎してもらいました。

途中昼飯のため休憩しました。昼飯はターリー。中国元が使えたのはうれしい。

あとはひたすら荒地をドライブ。ネパールの道路は基本舗装されてません、、、

15時

カドマンズのタメル地区に到着しました。なおホテルまでは送迎してくれませんでした、、、

チベットツアーのQ&A

初めての海外旅行ですが、このツアーはおすすめですか?

正直お勧めしません。ある程度旅慣れてないと難しいと思います。中国ビザの取得、チベットまでの移動手段の確保は自分でしないといけません。

また中国自体、ネットが使えず、クレカも使用できない(we chat payでの支払いは可能)のため渡航のハードルが高いです。逆算していろいろ動かないといけません。

標高が5200と高いですが、高山病の症状はきついでしょうか?

個人差にもよります。予防薬は絶対にもっていきましょう。保険適用外の処方ですが誰でも入手できます。ちなみに私は運動習慣なし、予防薬正しく内服しましたが、5000mまで上がると相当辛かったです。少し動いただけでも息が上がりました。SPO2は90%まで下がりました、、、

現金はいくらぐらいもっていけばよいですか?

ネパールまで行くのであれば1000USドル分あれば十分に足ります。チベットのレストランは観光地価格で一食500~600円かかります。またネパールも現金社会のため多めに持っていくにこしたことはないでしょう。なおネパールではVISAデビットでの現地通貨の引き出しは可能です

何日前から予約すればいいですか?

2か月前からツアー会社とはコミュニケーションをとってください。一番の鬼門は中国ビザです。現在観光もビザが必要です。ビザの取得は申し込みから1か月ほどかかります。チベットの入域許可証は中国ビザの写真が

注意点

最後に注意点です。これを守っとけばチベット旅行をエンジョイできるはずです。

①現金は多めに。
 ツアーの食事は自分で支払う必要あり。またチベットではVISAデビット対応のATMはないです。結構金が飛んでいきます。

②高山病の薬は一週間分用意する!
 私は4日間分しか用意がなくエベレストでは相当体調が悪かったです、、、
 ケチらずしっかり準備しましょう!

③防寒着を忘れずに
 夜は相当冷えます。折り畳みのダウンは必須です。

④サングラス、帽子も用意。
 標高が高いので日差しが強烈。

⑤ネパールビザは事前に取得
 国境でもたつくのは精神衛生上よくないです。日本での取得のハードルは低いので事前にゲットしましょう。

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